BV4開発
抗ウイルス・抗菌製剤「BV4」の開発に成功しました。
BV4とは?
「BV4(Bird Virus 4)」は、効果と安全性の両立をコンセプトに開発された、抗ウイルス・抗菌製剤です。
BV4は、厚生省およびアメリカ合衆国FDA(食品・衣料品局)で認定されている食品及び食品添加物を原材料としています。安全性が高く、取り扱いやすいため、病院、学校、食品工場、公共施設など、あらゆる分野でその効力を発揮します。
現在、7種類の菌、13種類のウイルス、5種類の真菌について99.999999%不活性のデータを、アメリカ、日本(北里環境科学センター、衛生微生物センターなど)、中国などで取得しています。特にアメリカにおいては世界一厳しい米国式分析科学協会の「AOAC基準」に基づく試験によりウィルス、細菌の不活化を実証済みです。
BV4の効果原理 作用機序(効果メカニズム)
効果メカニズム
BV4は、主に食品脂肪酸と食品乳化剤から構成されています。BV4は、水で希釈した際、親水性粒子、親油性粒子が混在する準安定エマルジョンを形成し、即座にウイルスや細菌の表面に接触した際直ちに壊れ、その粒子中に含まれる構成成分が、ウイルスや細菌の表面に吸着して膜構造を破壊し、抗ウイルス、抗菌効果を発現します。
ウイルスの構成物質(インフルエンザ)
ゲノムRNAが脂質二重層の膜(エンべロープ)で覆われた、直径約100ナノメートルの粒子で、エンベロープ層の表面には、HA(へマグル二チン:赤血球凝結素)と、NA(ノイラミニターゼ:レセプター破壊要素)の2種類の糖タンパク質がスパイク状に並んでいます。
細菌の構成物質
細菌はペプチドグリカンというアミノ酸と糖からなる糖タンパク質細胞壁を有しています。
【BV4の特徴1】安全・安心
人体に無害 |
素肌にも優しい |
全て「食品及び食品添加物」のみで構成されていますから、食品を扱う現場でも安心してお使いいただけます。 | 従来のアルコール製剤や洗浄除菌剤、次亜鉛酸ナトリウムは、皮膚に対し刺激性が強く手荒れの危険性がありましたが、BV4は皮膚に優しく刺激性が少なく、素肌を傷つけません。 |
衣類、金属類、プラスチック、ゴム製品にも無害 |
管理が容易 |
・衣服等の繊維等を傷めにくく、変色も起こし難い。 ・金属腐食も起こし難く調理器具や機械類等の衛生管理に最適です。 |
・通常ご使用いただくBV4希釈製品はアルコールフリー(0.0275%以下)のため大量に保管が可能。(アルコール類は保管指定量数や管理資格者が消防法により規定されています) ・次亜塩素酸は酸との混合で有毒ガスを発生させる場合がありますが、BV4製品はその心配がありません。 ・BV4製品はアルコールや次亜塩素酸と違い揮発等による劣化を起こしにくいため長期間の保存が可能。 |
●BV4の安全性
人体に対する安全性は専門機関・ユーロフィンズPSLラボ(米国)において試験され、米国環境保護庁基準「EPA」基準値以上の水準値で、その安全性が認証されました。
安全性データ(GHS分類)
急性経口毒性 | LD50>5,000mg | カテゴリー5 |
急性吸入毒性 | LC50>2.01mg/L | カテゴリー4 |
急性皮膚毒性 | LD50>5,000mg | カテゴリー5 |
皮膚刺激性 | Slightly Irritating | — |
皮膚感作性 | No Skin Sensitization | — |
目刺激性 | Slightly Irritating | — |
安全性データ:ユーロフィンズPSLラボ(米国)2008年10月
※GHS適用のためのOECDガイダンスでは、BV4の急性経口毒性値は区分5よりもさらに上のUnclassified(分類能わず全く安全)
※上記安全生試験は、原液(BV4)で実施した結果です。
通常使用する際(製品)は水で200倍に希釈したものですので、安全生はさらに高くなります。
●急毒性試験について
急毒性試験には、1.経口毒性試験 2.経皮毒性試験 3.吸入毒性試験 がある。
1.経口毒性試験 | 規定量を1回または24時間以内に数回経口投与し、少なくとも14日間観察し、発現する症状および体重や病理学的変化を指標として、被験物質の毒性の質量及び量的(致死量)など両面から解明する試験。 |
2.経皮毒性試験 | 規定量を1回経皮投与して、少なくとも14日間観察し、発現する症状および体重や病理学的変化を指標として、被験物質の毒性被験物質の毒性の質量及び量的(致死量)など両面から解明する試験。 |
3.吸入毒性試験 | 規定濃度を1回の短時間(24時間以下)吸入させることにより、少なくとも14日間観察し、発現する症状及び体重や病理学的変化を指標として、被験物質の毒性被験物質の毒性の質量及び量的(致死量)など両面から解明する試験。 |
【BV4の特徴2】100%の抗ウイルス・抗菌力
安心・安全な除菌・抗ウイルス製剤です。 アメリカで最も厳しい消毒液基準(AOAC基準)に基づく各種ウイルス、菌不活性化試験に合格し、 日本国内での抗ウイルス試験、抗菌試験でもその効果は実証済みです。
試験例(ノロウイルス)
効果が実証されたウイルス及び菌
ウイルス種 | 菌種 |
①弱毒性豚インフルエンザH1N1 | ①カンピロバクター |
②強毒性鳥インフルエンザH5N1 | ②黄色ブドウ球菌 |
③強毒性鳥インフルエンザH5N3 | ③サルモネラ菌 |
④弱毒性鳥インフルエンザH9N2 | ④大腸菌 |
⑥SARSウイルス | ⑤緑膿菌 |
⑦HIV(エイズ)ウイルス | ⑥芽胞菌 |
⑧HSV(ヘルペス)ウイルス | ⑦枯草菌 |
⑨ノロウイルス | ⑧レジオネラ菌 |
⑩ネコカリシウイルス | 真菌 |
⑪ロタウイルス | ①クロカビ |
⑫アヒルB型肝炎ウイルス(B型肝炎ウィルス代替ウィルス) | ②クロコウジカビ |
⑬BVDV(牛ウィルス性下痢ウィルス)(C型肝炎ウィルス代替ウィルス) | ③アオカビ |
④ツチアオカビ | |
⑤カンジタ |
【BV4の特徴3】高い防黴力(カビへの効果)
1.フォーダッシュ(BV4の希釈製品)は水系にも関わらずでカビに対する高い効果をもつ特異な剤(下記に最小育成阻止濃度)
2.非イソチアゾリン系で健康被害を引き起こさない安全なもの
真菌に対する最小育成阻止濃度(MIC)
真菌(カビ) | 容量%濃度 |
Aspergillus niger(クロコウジカビ) | 0.08 |
Penicillium citrinum(アオカビ) | 0.04 |
Toricoderma citrinoviride(シチアオカビ) | 0.02 |
Candida albicans(カンジダ) | 0.02 |
Cladosporium cladosporioides(クロカビ) | 0.02 |
【BV4の特徴4】鳥インフルエンザウィルスへの効果
京都産業大学鳥インフルエンザ研究センター(センター長:大槻公一教授)にて、鳥インフルエンザ(H5N3タイプ)への不活化効果試験を実施し効果を確認。
BV4を1000倍(フォーダッシュなら5倍)に希釈した場合でも強い抗ウィルス効果を発揮することが示された。
【BV4の特徴5】コロナウィルスへの効果
SARSコロナウィルス(正式名称SARS-CoV)への効果は確認済。
※新型コロナウィルス(正式名称SARS-CoV2)はSARSコロナウィルスと同じ構造のウィルス
【BV4の特徴6】低臭効果
1.ニオイ(悪臭)の元と結び付く周辺の菌を制圧することに拠りニオイを立ちにくくする効果
2.ペットなどの体臭の原因となる菌を制圧し低臭化
3.BV4成分に拠るマスキング効果による低臭化
【BV4とほかの代表的な消毒剤との比較】
種類 | 抗菌作用 | 抗ウイルス作用 | 作用の補足 | 取扱いやすさ、安全性 | 安全性について |
塩化ベンゼルコニウム(オスバン) | 〇 | × | 細菌には有効であるが、結核菌やウイルスには無効。 | 〇 | ・高濃度のものは危険 |
エタノール | 〇 | △ | 一般細菌、真菌に有効。芽胞、ウイルスには無効。 | △ | ・引火性 ・揮発による含有量の定価 ・プラスチック、ゴムを劣化・創傷皮膚 ・粘膜の消毒には使用禁忌(濃度0.1%以上) |
クレゾール | 〇 | × | 細菌(緑膿菌、結核菌等)に有効。芽胞、ウイルスには無効。 | △ | ・高い組織浸透性 ・強い蛋白変性作用 ・強い薬品臭 |
次亜塩素酸ナトリウム | 〇 | 〇 | 細菌、真菌、芽胞、ウイルスに有効。 | △ | ・空気や日光による劣化 ・金属腐食 ・漂白作用 ・強酸性との混合により有毒ガスの発生・プラスチック ・ゴムを劣化 |
水酸化カルシウム(消石灰) | 〇 | × | 細菌、一部のウイルスには有効。 | △ | ・噴霧作業効率低(重量) ・目などに入らないよう注意が必要 ・水と反応し強アルカリ |
BV4 | 〇 | 〇 | 細菌、真菌をはじめ枯草菌などの芽胞菌やノロウイルスなどのウイルスにも有効。 | 〇 | ・食品乳化剤の臭い |
(抗微生物スペクトル表参照)
使用例(実績)
ホテル・旅館 |
レストラン・居酒屋等 |
幼稚園・保育園 |
・厨房(食中毒菌、ノロウイルス) ・客室(消毒、臭い) ・ゴミ置き場(生ゴミ臭) ・空調機(除菌、臭い) |
・厨房(食中毒菌、ノロウイルス) ・下駄箱(臭い) ・トイレ(消毒、臭い) |
・幼児の手の消毒 ・育児室の消毒殺菌 ・遊器具等の消毒 |
病院 |
マッサージチェーン |
図書館 |
・医療行為従事者の身のまわりの消毒 ・ベッド周りの臭い対策 |
・施術者の手や衣服や備品の消毒 | ・図書のカビ対策(カビ、カビ臭) |
高齢者施設 |
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・水まわり ・手すり、ドアノブ等の消毒 |
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